Fender Japan F Serial ST62-55 Stratocaster (Sold Out)

渋いエイジドが加わったアルダーボディ、メイプルネック、ローズ指板のFender Japan F Serial ストラト!

F Serial(1986~’87年製、E Serialの後期と同時期)のFender Japan、アルダーボディ、メイプルネック、そして色の濃いローズ指板という王道62年仕様のジャパンヴィンテージストラトです。仕様から推察しておそらくは「ST62-55」かと思われます。もともとヴィンテージホワイトの個体ですが経年で塗装やプラスチックパーツが焼け、弾きこんだことによる傷や、塗装の割れなどが加わって非常に渋い外観となっています。年代物のギターになるとどうしても使用に難があるものが多くなりますが、本機はもともとプロのリペアマンが所有していたギター。メンテナンスも行き届いておりプレイコンディションは良好です。

サウンドチェック。まずはクリーンから。アンプはFender Vibro King。

ゲイン低めのドライブサウンド。歪みはWEEHBO Effekte JTM Drive.

ゲイン高めのドライブサウンド。先のWEEHBO Effekte JTM DriveをXotic BB Preampにてゲインブースト。

焼けたボディが貫録を感じさせます。ポリ系の塗装ですが、塗料の収縮・劣化や使用による傷のためか、細かなクラックも入っており、「年代物」という雰囲気がたまりません。PUカバーやノブもかなり焼けています。しかしブリッジなど可動部はしっかりメンテナンスが行き届いており動作もまったく問題ありません。
付属のアームは比較的ストレートなものです。おそらくオリジナルではなくあとから取り付けられたものですが、ネジの規格は同字で問題なく使用できます。
ボディバック。こちらもイイ感じに焼けています。バックパネルは欠品しています。
ジャック近くのボディエッジに大き目の塗装欠け。これだけの年代物になるとこういった傷が「味わい」になるのでは。一方ネックポケットのエッジ部分も塗装欠けが起こったようですが、こちらは強度を保つためか、補修されているのがわかります。
PU、アッセンブリはジャック以外オリジナルのままですが、ガリなどの問題もなく現役。ピックガード下の色を見るとボディの焼け具合がわかります。PUはアルニコマグネットのヴィンテージスタイルの日本製ST-Vintagetと思われます。スイッチは5wayです。この時期のST62-55はバスウッドのものとアルダーのものが混在しているそうですが、本機の場合はネックポケットにのぞいた木目、色合いからアルダーだと判断できます。
ジャックはスイッチクラフトに換装されています。
色の濃いローズの指板。しかもしっかりフレット交換されており現在もコンディションは抜群。写真の通り打ち替えられたフレットに目立つ摩耗・凹みはありません。
ネック裏。目を楽しませてくれる木目です。トラスロッドにも余裕があります。
ヘッド。こちらも木目が綺麗です。ペグはロック式に交換されています。この写真ではわかりにくいですがペグの付近は塗装の割れが見られます。
ペグポストの間の塗装部に亀裂・浮きが入っています(少し白っぽいのがそれ)。ボディ側の塗膜もそうですが、経年で塗膜が収縮し、ペグを止めている応力によって亀裂が入ったのではないかと思われます。木部は大丈夫です。
ヘッド裏面。赤矢印の箇所にやはり塗装の割れが見られます。写真には撮っていませんが、ペグの下にも割れ・浮・剥がれが見られます。木部は問題ありません。勿論使用上も大丈夫かと思います。

プレイヤーにとってはとても扱いやすいコンディションのジャパンヴィンテージストラトと言って良いかと思います。古い日本製がお好きな方は勿論ですが、質の高い中古ストラトをお探しの方などにもお勧めです。ソフトケース付属。

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