Martin OOO-16GT (Sold Out)

マーチンのフル単板モデルとしてはお手頃価格のOOO-GT、メンテナンスも加えての出品!

単板シトカスプルーストップ、単板マホガニーサイドバックでフィンガーピッカーから弾き語りまで幅広く対応しやすいOOOサイズのMartin OOO-16GTです。高価な機種が多いマーチンのギターとしては比較的低価格で手が届きやすいモデルですが、本格的なオール単板ボディでコストパフォーマンスはかなり高いのでは・・・

今回の出品前にナット・サドルの再調整、欠品していたストラップピンの取り付け等も行いました。弦高は入門者でも扱いやすいように1弦12F2.1mm、6弦2.6mmに調整いたしました。

動画です。ZOOM Q4で撮影、マイクはQ4内蔵マイクです。まずはピック弾きで。

指弾き。

ボディトップはグロス仕上げとなっています。写真の通り全体的にかなり綺麗です。よく見ると小傷や小打痕なども見られますが目立ちません。ピックガード上にはピッキング時の擦過傷はほとんど見られません。
ブリッジはエボニーの代替材としてGibsonをはじめ多くのメーカーで利用されているリッチライト製、サドルはタスクとなっています。ブリッジピンからサドル方向に掘られている溝は元々の仕様で、サドルを低めにして弦高を低くする際にしっかりとサドルを抑えるテンションを得るためのものです。今回サドルを少し削り前述の弦高に調整しました。
ボディ内部、ネックジョイント部分に貼られたプレート。
ボディバックとサイドはマホガニー単板、滑らかな手触りのサテン仕上げです。目立つ傷等はなくかなり状態は良いです。
ボディバックのエンドピンは当店入荷時抜け落ちて欠品していたのでエボニー材のピンを取り付けいたしました。
指板もリッチライト。フレットは2弦1フレットに少し凹みが出ている程度でまだまだ擦り合わせなしで弾きこめます。出品前にフレット磨きを行って弾き心地をよくしました。
ネック。マーチンのカタログ上では他の多くのモデルと同じく「Select Hardwood」との表記がここ10年くらい用いられていますが、木目からマホガニーやその代替材のサペリでしょうか。写真ではわかりにくいですが、10~12Fの裏があたりに打痕があります。演奏性を上げるためにネック裏の滑りをよくするように処理をやり直していますので、手触りは良好です。今回DaddarioのPhosphere Bronze Light Gauge(012~053)の弦をレギュラーチューニングでネックは標準的な状態(ほぼストレート、若干の順反り)に調整してあります。トラスロッドはまだ十分余裕があります。

 

ヘッド。写真の通りわかりにくいですが、2・3弦ペグの間に小さな打痕があります。ペグはメッキの状態も保たれていてきれいです。ナットの溝の深さのバランスが悪かったので1,2弦の溝を調整しなおしました。
ヘッド裏。
マーチンのOOO専用ケース、メンテナンスマニュアル、認定証が付属します。

オール単板のマーチンとしてはかなりお手頃価格の本機、これからギターを始めようと思っている方はもちろん、入門機で練習を重ねてきてそろそろ本格的な一本をお考えの方、普段はエレキだけど家でしっとりとアコギをつま弾きたい方、マーチンのギターに憧れているけどどれも価格的に手が届かない方・・・などなど多くの方の期待に応えてくれる一本かと思います。

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