Gibson SG 70’s Tribute 2013年製モデル (Sold Out)

Gisbon SG 70’s Tribute、超軽量2.95kg弱!

塗装工程を省略・簡略化するなど大胆な合理化によりGibsonブランドのギターとしては驚異的な価格となっているTributeシリーズのSG 70’s Tribute、2013年バージョンです。Gibsonは毎年のようにマイナーチェンジを行うため仕様がまちまちですが、こちらはGibsonのピックアップで最もハイパワーだったことで知られるDirty Fingers(復刻版)搭載、24フレット仕様が大きなポイントかと思います。もともとGibsonのソリッドギターの中では軽量なSGのなかでもさらに軽量な部類に入ると思われる重量2.95kg弱の超軽量個体です。

サウンドチェック。まずはドライブサウンド。アンプはFender Vibro Kingクリーンセッティングで歪はWEEHBO Effekte JTM Drive。

先のドライブサウンドをさらにXotic BB Preampでゲインブースト、ギターはドロップDチューニング。

最後にクリーン。ハイパワーでドライブサウンドのイメージが強いDirty Fingersですが、意外とクリーンもいけます。

極薄塗装のボディで、マホガニーの導管・木目が浮き上がって見えるような生々しい仕上がり。
ピッキングの際に指がこすれたのでしょうか、二つのPUの下方に色が剥がれている箇所があります。その他小傷などもありますが、その仕上げのためかあまり目立たないと思います。
Dirty Fingers×2発搭載。ブリッジ、テールピースは小傷がありますが、写真の通りメッキの輝きを保っていてきれいです。
フレットは5~9フレットの2,3弦上に少し凹みが出てきていますが写真の通りまだまだそのままで弾きこめる状態です。「70’s tribute」というモデル名からナローネックを想像してしまいますが、ナット幅は42.5mmで普通のサイズです。24フレット仕様というのが本機の一つのポイントになるかと思います。
マホガニー1ピースのネックも極薄塗装です。写真右側に塗装剥がれ、その他全体的に小さな打痕や小傷がありますが、ボディ同様元々の仕上げのせいか写真では目立ちません。現在010~046の弦をレギュラーチューニングで張って調整してありますがトラスロッドの余裕は十分あります。
ヘッド。写真ではわかりにくいですが小傷や拭き傷があります。
ペグはグローバー。メッキ剥がれなど致命的な損傷はなく写真の通りきれいな状態です。
ボディバック。マホガニーの質感が浮き上がった渋い仕上がり。手触りもGlossフィニッシュにくらべてかなり木材そのもの感触に近くなっています。個体自体が軽量なこととこの極薄塗装のためか本機の生鳴りはGibsonのギターとしてはきらびやかさが強いのも魅力。
サーキットはQuick Connectシステムが導入されていて同じコネクターのPUであれば半田付けナシで交換が可能。本機のDirty Fingersは4芯仕様なので、Gibsonの他の4芯タイプのQuick Connect対応PUなら手軽に交換ができます。

Gibson社のギターとしては比較的低価格(新品定価が10万円台前半)で手の届きやすい本機、製造工程・仕様の簡略化によって実現した価格が独り歩きしがちです。極薄の塗装のため、傷など痛みは生じやすいですが、実は一方で木材の生鳴りが出やすいという長所もあります。そうした特性以外にもベテランプレイヤーの感性にちゃんと答えてくれる頼もしさにつながっているのではないかと想像しています。もちろん出品前に各部の清掃、基本調整をしっかりさせていただいているので演奏性もバッチリ。

「Gibsonのギターがほしいけど、ちょっと値段が・・・」という学生さんにはこのあたりのモデルは大変お勧め。また、「もっと生鳴りが元気なSGはないかなぁ」と悩んでいる方にも楽しんでいただける一本かと思います。

Gibsonソフトケース付属。

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