Marshall Valvestate VS265 (Sold Out)

根強い人気の初期Valvestate VS265!
初期Valvestateシリーズ VS265!

90年代に登場し、比較的リーズナブルな価格で高品質なマーシャルサウンドが手に入るということで人気だったValvestateシリーズの比較的の初期のモデルVS265です。以前は中古も時々見かけましたが、生産終了してから月日が流れ、状態の良いものはほとんど出てこなくなりました。初期Valvestateシリーズの8040,8240、そして本機VS265等は「隠れた名機」かと思います。

このシリーズの特徴はプリアンプ部に真空管を搭載し、80年代以降のハードロックやへヴィメタルでのプレキシやJCM800の歪をオーバードライブなどでさらにゲインアップしたような良質のドライブサウンドがいとも簡単に作り出せること、まるでローランドJCに対抗するかのようにソリッドステートのクリーンサウンドにも力を入れているところかと思います。その使いやすさゆえに一時は練習スタジオでの定番アンプの一つにもなりました。エフェクトも充実、スプリングリバーブ、コーラス、もちろんセンドリターン端子も搭載。チャンネル切り替え、コーラスのOn/Offはフットスイッチでも可能。65w出力、12inchスピーカー2発(マーシャルオリジナルスピーカー)で、ちょっとしたライブやスタジオ練習にはもってこいです。65wとはいえ、パワー部はトランジスタ回路で真空管アンプのそれに比べると音量控えめでも行けるので、多少大き目の音を出せる場合はご自宅の練習にも使えると思います。

動画です。まずはクリーンチャンネル。コーラスとリバーブの感じもご確認ください。

歪は2チャンネルになっています。まずは比較的ローゲインのOver Drive1

そして、ハードロック、へヴィメタルのリードまでこなせるハイゲインなOver Drive2。3Band EQに加えてMidを大胆にコントロールするContourtつまみでオーセンティックなメタルサウンド、ドンシャリのスラッシュメタルなサウンド、クラッシックなハードロックサウンドとかなり多彩。

クリーンチャンネル
クリーンチャンネル&ドライブチャンネル1

素直な特性でエフェクターのノリも良いクリーンチャンネル。右隣のドライブチャンネル1は真空管で駆動する仕様で、クランチからややハードなディストーションまでこなします。ゲインを絞れば真空管らしいコンプレッション感のあるクリーンも作れます。

ドライブチャンネル(真空管搭載)
ドライブチャンネル2とドライブ1&2共通の3バンドEQ

Overdrive1よりも強烈に歪むOverdrive2。Contourは中域の特性を変えるつまみ。かなり激しくサウンドが変化します。

リバーブ&コーラス
リバーブ&コーラス

右からここちょい広がり感を生むコーラス、クリーン・ドライブそれぞれ独立して設定できるスプリングリバーブ。センドリターンに追加するエフェクトのレベル調整つまみ。

15年以上前のアンプですが、汚れや傷も少なくきれいな状態です。少し大き目な音を出せる環境をお持ちの方の練習用アンプとして、スタジオ用のアンプとして、小規模なライブで使用するアンプとしてオススメです。

以前は中古の本機は時々見かけましたが、生産終了してから月日が流れ、状態の良いものはほとんど出てこなくなりました。初期Valvestateシリーズの8040,8240、そして本機VS265等は隠れた名機かと思います。

 

「Marshall Valvestate VS265 (Sold Out)」への1件のフィードバック

  1. マーシャルアンプバルブステートVS265の件です。
    もし、売れなかったらよろしくお願いいたします。

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